株式会社国際協力銀行2019年度
新卒採用情報

Interview

若手職員座談会

JBICでの成長、その先に描けるもの

 JBICの数ある特徴の一つとして、若いうちから責任ある仕事が任される風土が根付いており、入行後の成長が早いことがあげられる。その結果として、将来の目標や目指すプロフェッショナル像が描きやすい環境が生まれていると言えるのだが、そのような環境を求めてJBICの門戸を叩いた職員は実際どのように感じているのか。入行4〜5年目の若手行員6人がそれぞれの経験をもとに、JBICで描ける成長やそれぞれのビジョンについて語り合ってもらった。

Profile

総合職
片山 周一
財務部
2013年入行
産業投資・貿易部を経て、2016年3月より財務部。
総合職
高松 航平
船舶・航空宇宙部
2013年入行
産業投資・貿易部、IT統括・与信事務部を経て、2017年6月より船舶・航空宇宙部。
業務職
小泉 彩織
財務部
2013年入行
総合職
冨山 聖
財務部
2014年入行
産業投資・貿易部を経て、2017年6月より財務部。
総合職
土谷 斗彫
電力・新エネルギー第1部
2014年入行
審査部を経て、2016年7月より電力・新エネルギー第1部
業務職
山崎 奈都子
管理部
2014年入行
Theme1

なぜ、JBICでは成長が早いのか

高松

 僕はチャレンジ、つまり自分の実力を超えることへの挑戦が成長を促すと思うし、その機会がJBICには多いと感じている。中でも、2年目に担当したロシア案件において、政府関係者、事業者、日本の協調融資銀行など様々な利害関係者の間に立って調整を行った経験は、非常にチャレンジングで印象に残っている。当初、誰に何を伝えてよいかも分からない状態だったけど、試行錯誤を繰り返しながら最終的には各者をうまく調整できた際には、達成感とともに少しは成長できたかなという実感もあったなぁ。

片山

 僕は責任感の大きさをあげたい。2年目から案件の主担当として、お客様、協調融資行、弁護士、ファイナンシャルアドバイザー、行内の関係各部の人たちに囲まれながら仕事をしたんだけど、ある案件で難しいイシューにぶつかってね。お客様からの早期の契約調印への期待もある中、部内でゆったりと議論をする余裕もなく、事態をいかに解決し、前に進めるか土日も考え続けるくらい追い込まれたんだ。
 そのとき支えとなったのは、お客様から頂いていた信頼を最後まで貫き通したいという思いだった。この会社、この方のために契約調印を実現したいという強い気持ちが、案件形成の過程で自然に生まれていたんだと思う。また、牽制関係にあるが故に厳しい言葉を頂きながらも、粘り強く議論に付き合ってくださった行内関係部の先輩への感謝の気持ちもあった。
 このときは結局、自分で提案したソリューションが採用されて、お客様と行内関係部の皆が納得する形で決着させることができたんだけど、やはり、与えられた責任感をひしひし感じながら仕事をするというのは成長に欠かせないと思うよ。 

冨山

 私も責任の大きさが人を成長させると思います。特に、2年目で大型のプロジェクトファイナンス案件の交渉の場につかせてもらえたことは、そこに至るまでの準備作業も含め、責任の重さを実感する非常に貴重な経験でした。他の機関の方たちは皆、年次が高く経験を積まれている方が多い中で、JBICとしてはどう思うのか、JBICは何ができるのかをしっかり主張しなければならない立場に置かれて、その責任をしっかり果たすとともに、関係者の思いに応えたいという気持ちを強く持つことが成長につながるのだと思いました。その意味で、成長カーブを大きくする機会はJBICにはたくさんある一方、私自身そのチャンスを最大限活かし切れているかというと、まだまだかなと力不足も感じているところです。

土谷

 なかなか出尽くしている感は満載なんですけど(一同笑)。一つひとつは皆さんの認識とまったく同じで、若手の頃から仕事を任されるという環境は間違いなくありますね。実際、私も今の部署に着任早々、200ページを超えるプロジェクトファイナンスの英文契約書を1〜2週間でレビューすることを任されました。
 ただ、その一方で、決して任されっ放しではなく、チームで取り組み、自分の意見は自由に言えるし、それを皆でディスカッションするというチームワークの強さも今、営業の現場で感じています。若手だから取り合ってくれないということはなくて、逆にすごく一人ひとりを大事にする環境なので、達成感も感じられる。この点が成長要因の一つかなと、振り返ってみて思います。
 加えて、職員数が少ないことの裏返しかもしれないんですけど、意思決定権を持つ部長や役員への距離が近いので、自分の意見を役員に直接言うこともできますし、そういう意味で縦の距離が短い、近いこともJBICならではと思います。

高松

ナイス・エピソードだね(笑)。

小泉

 私の場合、入行当初は知識や経験がなく、自分の意見に自信が持てませんでしたが、5年弱の間、今の部署を経験して業務の流れが掴めるようになったことで積極的に振る舞うことができるようになったと感じています。中でも昨年、IMFのSDR(特別引出権)構成比変更に係る移行事務や、担当業務のアウトソース開始などの新業務に携わる中で、業務職という立場ながら外部関係者との会議に出席し、実務担当者として意見を交わす機会を頂きました。この経験が自分の成長につながったと実感しており、同時に行内外の関係者と意見調整を行う難しさも経験し、大変勉強になりましたね。

山崎

 業務職は異動が少ない中で、私の場合、入行2年半で部内異動した経験が自分を成長させたと感じています。まったく別の業務を行っている課に移り、それまで所属していた課の業務も異なった視点から見ることができるようになり、新たな発見や、それまで分からなかった業務の意味なども理解することができました。特に、財務部や管理部には女性が多いうえに、長年勤めていらっしゃるベテラン業務職の方から学べることが多いので、すごく勉強になると感じています。

Theme2

それぞれが描く目標、将来像とは

冨山

 長期的な目標は、日本と開発途上国のネットワーク構築に携わりたいという入行時の志望動機のまま変わっておらず、日本を含む様々な国、そして、そこに住む人々が、より満ち足りた暮らしを享受できるよう多様な選択肢を作り出したいと考えています。そのためにJBICが果たすことのできる役割、自分自身が果たすべき役割を意識しながら、日々の業務に邁進していきたいですね。
 その中で、一担当者としては少し泥臭い気持ちも持っていて、国内外のお客様のニーズに真摯に寄り添える人でありたいと思っています。つまり、JBICに持ち込まれる案件は、決して最初からピカピカなものではなく、期間が長い、金額が大きい、リスクが高いなどの様々な難点があって、JBICの参画が期待されるわけですよね。その時、これはできないと機械的に言うのではなく、どうすればバンカブルなプロジェクトに仕上げられるのかをお客様や民間金融機関と一緒に考えられる立場にあるのがJBICだと思うんです。そのための前提として、政治経済情勢や国際金融に精通したビジネスパーソンとなることが目の前の目標です。

土谷

 日々の仕事で相手にするのは、自分よりもその業界でのキャリアがはるかに長い、事業会社、金融機関、弁護士といった各分野のプロフェッショナルの方々。大前提となる国際金融の知識やハードスキルの習得のみならず、今後そのような環境で、各分野のプロフェッショナルと互角に渡り合えるような対話力・交渉力を磨いていきたいと思います。
 たとえば、インフラプロジェクトでは、現地国においてプロジェクトがスムーズに組成されることは少なく、何か課題に直面した時には、JBICに現地国政府に対するG to Gでの交渉力が期待されることがあります。そうした局面は、今後ますます増えると思いますが、そこで堂々と対話・交渉して、プロジェクト組成に貢献できる人材になることが目標ですね。

小泉

 私は、当面は財務部で経験を積み、専門性を高めて業務に貢献していくことが目標です。日本と世界経済の発展のためにJBICが求められる役割は国際情勢などにより変化しますが、その一助となれるよう、視野を広げながら、日々研鑽を積みたいと思います。業務職の方は皆、「あの人に聞けば大丈夫」と言われるようになりたいという思いを持って頑張っているはず。私自身もそういう人にすごく憧れるので、早くそう言われる存在になりたいなと思います。

山崎

 私の目標は、限られた時間の中でも高いパフォーマンスを出すことのできる人材です。素早く正確に仕事を遂行するだけでなく、自分の知識・経験で仕事に付加価値がつけられるようになること。そのために、まずは現在の仕事に必要な知識を学び、事務処理能力をさらに高めることができるよう日々努力したいです。先輩方から多くを学び、失敗からもヒントを吸収して、常に成長していきたい。そう思っています。

片山

 ベテランの業務職の方は担当分野について精通しているので、総合職も本当に頼りにしているよね。期待しています。

高松

 今、世界的に自国中心主義が広がっているけど、技術力を武器にビジネスを展開しながら、国際協調にも貢献できる国こそが日本だと思うし、そんな日本企業をサポートするのがJBICの使命なので、今後も「日本の力を、世界のために」というスローガンの実現に向けて全力で取り組みたい。
 JBICは、公的な機関でありながら省庁ではなく、金融機関でありながら民間企業ではない。つまり、国の政策と企業の考えていることの間という面白い立ち位置にいると思うので、そんなJBICの中で、政府と民間をつなぐ立場として両方のセクターから信頼される人になりたいと思っています。

片山

 日本が今後も成長していくために必要なのは、真にグローバルなビジネス展開・協業を深めて、様々な価値観を活かし合い止揚させることや、アイデア豊かなベンチャービジネスが活発な環境を創っていくことだと思う。JBICもそうした動きに連動して、これまでの業務の延長線上で、日本政府・産業界の要請に応じ、その業務内容をさらに深堀りしたり付加価値のあるものにしたりする必要があるし、資源やインフラなど従来の得意分野に加えて、新規性・将来性のある地域・産業分野・中堅規模の日本企業の海外展開支援にも積極的に取り組んでいくことが求められるだろう。
 とは言っても、何の素地もない中で新しいものをいきなり思いつくというのは難しい。スティーブ・ジョブズも「点を線にする」と言ったように、アップルのアイデアを0歳から持っていたわけじゃなく、今まで経験してきた「点」を何かのタイミングで「線」に変えて、新しい付加価値を生んでいったのだと思うので、僕も今の仕事の中で広くアンテナを張って貪欲に「点」を増やし続けていきたい。そして、将来、新しい仕事が出てきた時に、それまでに蓄積した「点」で突破口を作れるようなプロフェッショナルになりたいと思っているよ。

Message

JBICを志望する学生の皆さんへ

総合職財務部
片山 周一

 対内外で相手の立場に立って物事を考え、信頼を得ながら熱意を持って仕事をする姿勢を持っている方、世の中の動きに応じて「JBICがやるべきこと」を考え、それを踏まえながら「JBICのできること」を自らストレッチしていこうとする気概を持つチャレンジ精神のある方、官と民の間というポジションで、両方の視点・立場を踏まえながらバランスの伴った議論・業務をすることに醍醐味を感じる方、一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

総合職船舶・航空宇宙部
高松 航平

 就職活動中は、どうしても人の考えや選択を気にしたり、色々なことを難しく考えすぎたりしてしまいがちですが、仕事を選ぶ上で最も重要なのは、自分がその仕事を本当に好きと思えるか、本当にやりたいと思うかというシンプルな部分だと思いますので、他人の価値判断に惑わされることなく、自分に正直に仕事選びをしていただければと思います。JBICの使命や役割に共感してもらえる方々と一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

業務職財務部
小泉 彩織

 JBICの良さは数多く挙げられますが、働いていて感じるのは、日本経済の発展に寄与するダイナミックな業務を担っていながら、少数精鋭の組織であること。加えて、女性の働きやすい職場環境が整っていることです。業務職として責任ある仕事に携わることができるのはモチベーション維持につながりますし、女性の活躍が推進される中、気持ちよく働き続けられる環境は、魅力の一つだと思います。

総合職財務部
冨山 聖

 就職活動には様々な検討要素や評価軸があり、明確な正解はないものだと思いますが、皆さんにはぜひ、心惹かれる選択肢を思い切って掴みに行っていただきたいです。本当にその選択が自分にとってよかったかは、決めたあとにどれだけその道で頑張るか次第で、いくらでも変えられるものだと私は信じています。皆さんにJBICを選んでいただけるのであれば大変嬉しいですし、このチャレンジングな職場で一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

総合職電力・新エネルギー第1部
土谷 斗彫

 JBICでは、一つの案件に対して、金融面、政策面、環境社会面など、多面的に仕事に取り組むことが求められます。政策金融機関であるJBICならではの醍醐味とも言えますし、それだけ大きなフィールドがあると思います。常にマーケットが変化していく中で、自分が置かれた環境の変化も楽しみつつ、常に好奇心を持って貪欲に知識・スキルを身につけていきたいと私も思っていますし、そのような人と一緒に働けるのを楽しみにしています。

業務職管理部
山崎 奈都子

 日々変っていく世界情勢に対応するため、業務職でも前例のない業務が発生することもあるJBICの職場において、その変化を楽しみながら、新しいことにも積極的に挑戦していけるような人と一緒にお仕事がしたいです。就職活動は、将来を考える貴重な時間だと思います。辛いことも多いと思いますが、自分のやりたいこと、目指す人物像、自分の価値観など知っているようで知らない自分を発見し、ぜひ楽しみながら頑張ってください。