株式会社国際協力銀行2018年度
新卒採用情報

INTERVIEW

職員紹介

世界の政治経済情勢に向き合い、
次世代により良い日本を残していく

毛利 喬彦
2002年入行
電力・新エネルギー第1部
総合職
QUESTION 01

JBICへの入行動機

高校時代に聞いた現役外交官の講演や大学時代の外務省での勤務経験から「外交」に携わる仕事がしたいという思いを持ちました。とりわけ、経済のグローバル化が進展する中で、小資源国かつ人口減少に伴う国内市場の縮小に直面する日本にとって、資源・エネルギーの確保、企業の海外進出支援は最も重要な政策課題であると考え、経済外交に関わる仕事がしたいと思っていました。その中で金融というツールを通じて「公的部門」と「民間部門」の橋渡しができるJBICは、まさに自分の思いを実現できるフィールドだと思い、入行を決めました。また、若手のうちから非常に高い専門性を持って、大きな責任を果たしている職員が数多くいたことも魅力の一つだったのではないかと思います。

QUESTION 02

現在の仕事

中東・アフリカにおける発電事業に対する融資(プロジェクトファイナンス)に携わっています。現在は、エジプト及びモロッコの風力発電事業、クウェートのガス火力発電事業における交渉責任者を務めており、担当者と連携しながら、プロジェクトの組成、リスク分析及び相手国政府・スポンサー(日本企業及び海外企業)などとの交渉を行っています。 年間330億ドルとも言われる世界のインフラ資金需要を政府部門のみで賄うことは困難であり、民間資金を動員したインフラ整備が非常に重要になっています。他の公的金融機関や民間金融機関と協力しつつ、日本企業が持っている高度な技術・ノウハウを活かしたプロジェクトを支援することで、世界における質の高いインフラ整備の実現に取り組んでいます。

QUESTION 03

仕事をする上で難しい点

JBICの仕事には、日本政府、相手国政府、日本企業、海外企業、他国公的金融機関、民間金融機関といった様々なプレイヤーが関与しています。その中でプロジェクトを成功に導くためには、こうした各プレイヤーの考え方・関心事項を理解した上で、お互いが納得できる着地点をどのように見出すかが重要です。そのためには常にアンテナを高くして日々入ってくる情報を処理し、実際に現地に出向いて、なるべく多くの関係者に話を聞き、自らのネットワーク・視野を広げることが大事だと思っています。
また、実際の業務では、どうしても契約書やキャッシュフロー分析などの細部に目がいきがちですが、政策金融機関であるJBICとして、相手国におけるプロジェクトの重要性やJBICが支援する理由を常に意識しながら日々の業務に取り組んでいます。

QUESTION 04

やりがいを感じる瞬間

時には2年以上の長期にわたる交渉を経て、プロジェクトファイナンスを組成しますので、最後に関係者全員でファイナンスクローズ(融資契約書の調印)を迎えたときには大きな充実感があります。2009年にクローズしたチリの銅鉱山向けのプロジェクトファイナンスでは、直前までニューヨークの関係者と電話会議を続け、ようやく調印に至ったことを今でも鮮明に覚えています。そうした苦労を分かち合った当時の関係者とは今でも連絡を取り合っていますし、他のプロジェクトで一緒になることも多々あります。今手がけている中東・アフリカでの発電事業でも、相手国政府との交渉など苦労は絶えませんが、クローズ後に美味しいお酒が飲めることを願って仕事をしています。

QUESTION 05

将来の目標・夢

以前は専門性を身に付けたい、能力を高めたいという自己実現が目標の中心だったのですが、約15年のJBICでの経験を経て、今は次世代により良い日本を残していくということが目標です。特に子供が産まれてからは、よりその思いが強くなっているような気がしますね。JBICはその目標を達成するのに相応しいフィールドだと思っていますが、顧客に対してより高い付加価値を提供するために金融知識・語学に限らない幅広い知識の習得に努めつつ、世界の政治経済情勢に目を向けながら、今後の日本の競争力とは何かについて日本企業と共に考え続けています。

CAREER

キャリアパス

2002年入行。法規室
2004年大阪支店
2006年審査部
2007年資源ファイナンス部
2010年国際経営企画部
2013年ニューヨーク駐在員事務所
2016年電力・新エネルギー第1部
ONE DAY SCHEDULE

ある1日の流れ

8:00

出社後メールチェック。中東・アフリカとは時差があるため、時には100通以上のメールを確認します。

10:00

エジプト風力発電プロジェクトの融資関連契約書・イシューリストの読み込み、担当との対応案協議。

12:00

他部署の同僚とのランチ。

13:00

サウジアラビアでの新規ガス火力発電プロジェクトに関する取引先とのミーティング。

15:00

在京エジプト大使館関係者との意見交換。

17:00

モロッコ風力発電所プロジェクトに関する電話会議。欧州の関係者が多いため夕刻に設定します。

19:00

電話会議を踏まえて今後のスケジュール、作業内容について担当及び弁護士と打ち合わせ。

20:00

帰宅。