株式会社国際協力銀行2019年度
新卒採用情報

INTERVIEW

職員紹介

相手国政府との
直接交渉を通じて
日本企業の海外発電事業を
サポートする

総合職
大石 洋平
2004年入行
電力・新エネルギー第1部
QUESTION 01

JBICへの入行動機

大学では都市工学科を専門として選択し、住宅設計や都市計画を勉強していましたが、実際にやってみると才能もなく、生涯の仕事にしたいと思いませんでした。そんな中、サッチャー政権にて英国の経済再生に用いられたPFI(Private Finance Initiative)(注1)やPPP(Public Private Partnership)(注2)に関する土木学科の授業にたまたま出席し、金融の力とその魅力を知り、理系ながら大学院には進学せずに金融業界に進む決断をしました。また、国内大手不動産デベロッパーでインターンをしていたときに興味を持った欧州の都市・建築をバックパッカーとして親友と数回訪ねたところ、語学力を活かして日本に留まらずに様々な国や人と仕事をしたいと強く思い、「金融」と「国際」業務に両方従事できるJBICを選択しました。

QUESTION 02

現在の仕事

幸運にも、まさにPPPの一つの形である、アジア及び中東・アフリカにおけるIPP(Independent Power Producer)(注3)事業に対する融資(プロジェクトファイナンス)に携わっています。現在は、これらの地域の発電事業における交渉責任者を務めており、担当者と連携しながら、リスク分析及び相手国政府・スポンサーなどとの交渉を行っています。日本企業を含めた事業者のため、JBICの交渉力を活かして、日本を代表して相手国政府と直接、契約交渉し、リードする機会が多いのは、JBICならではと感じます。日本企業が持っている技術・ノウハウを活かした海外プロジェクトを支援し、日本の旗を一つでも多く世界に立てられるよう、質の高いインフラ整備の実現に毎日取り組んでいます。

QUESTION 03

仕事をする上で難しい点

1つ目は、就職活動中に金融業界で出会った“My word is my bond”という言葉を有言実行することです。交渉現場で力を発揮しているのは、自分個人ではなく、あくまでJBICという組織です。その事実を理解した上で、JBICには上司、行内の関係部署、日本政府など様々なステークホルダーが存在することを常に意識し、それぞれの考えを予見・反映することを心掛けながら、交渉相手ともバランスを取り、「大石さんがうんと言ったなら大丈夫だ」と信頼されるよう努力しています。2つ目は、契約条件を数十人の会議で堂々と交渉するには、IPPの慣行や諸条件について精通してなければなりません。JBICには、25年にわたって様々な国でIPPを組成した先人達の実績・ノウハウが蓄積しており、それらを継続的に真摯に学ぶことで、現場で交渉の幅を持ち、円滑に合意形成をしようと心掛けています。

QUESTION 04

やりがいを感じる瞬間

10年以上前にカタールの大型発電所向けプロジェクトファイナンスに主担当者として携わりましたが、当時一緒に濃密な日々を過ごした日本企業の担当者と一緒に、時を超えて、幸運にも砂漠の中に完成したその発電所を現地視察できたことです。自分のした仕事が実際に形として目の前に存在しているのを見て、大学時代に想像した金融の力を実感できました。また、直近では、大きな課題を抱えたアジアのIPP事業を担当しましたが、上司・部下と阿吽の呼吸で役割分担をし、チームであらゆるハードルを乗り越えて、最後はドラマのようにクローズまで漕ぎ着けた達成感は忘れません。

QUESTION 05

将来の目標・夢

入行時は、ファイナンスの専門性を高めたいという自己実現が目標の中心でした。しかし、長いJBIC人生の中で融資担当部以外にも財務省担当や審査を経験し、ファイナンスの専門性だけでは十分でなく、組織人としての総合力が必須と少し視点が広がりました。組織判断の目線やステークホルダーの考えを理解した上で相手国政府やスポンサーと交渉する方が、対外的にも柔軟でいい仕事ができるからです。IPPに限らず国際金融における修羅場の経験をより蓄積しつつ、まだまだ欠点の多い人間力やチームのマネジメント力を高めれるよう努力し、45歳くらいまで会社のサッカー部で試合に出れるよう健康管理も欠かさず、毎日を真剣に楽しく過ごすことが今後の目標です。

(注1)PFI(Private Finance Initiative):民間の資金と経営能力・技術力(ノウハウ)を活用し、公共施設等の設計・建設・改修・更新や維持管理・運営を行う公共事業の手法のこと。
(注2)PPP(Public–Private Partnership):官民連携事業
(注3)IPP(Independent Power Producer):自前で発電設備を建設・運営し、電力を販売する独立系発電事業者のこと。
CAREER

キャリアパス

2004年入行。審査部
2006年プロジェクトファイナンス部
2008年資源金融部
2011年留学(MBA・英国)
2013年業務企画室
2015年電力・新エネルギー第1部
ONE DAY SCHEDULE

ある1日の流れ

9:20

フレックスにて出社。時には100通以上のメールを確認。

10:30

アジアの新規発電プロジェクトに関する諸契約や融資関連諸契約のレビュー。JBICとしてのコメントを作成。

12:00

食堂にて昼食、自席にて仮眠。

13:00

アフリカの発電プロジェクトの現況・進捗について、日本企業とミーティング。

14:00

アジアの既往発電プロジェクトについて突発事項が発生し、方針を作成の上、部内や役員と協議。

16:00

上記の方針について、関係部署とも対応を協議。

19:00

アジアの発電プロジェクトの各種契約書について、関係者にて国際電話会議。

21:00

帰宅。