株式会社国際協力銀行RECRUITING SITE

未だかつてない変革の時代だからこそ、JBICは時代を切り開く「羅針盤」に。

 いま、世界はかつてない変革の時代を迎えています。
 国際的なリーダーシップを発揮してきたG7(先進7か国会議)の影響力の薄れ、米国における「America First」、中国の「一帯一路」構想や各国の貿易摩擦問題、AIやIoTなど幅広い分野における「テクノロジーの革新」など、大いなる変革が同時に生じているのが、世界の現状です。
 また、気候変動対策は世界的関心が一致する喫緊の課題であり、環境の保全・改善につながるようなプロジェクトの実施への期待も増しています。
 一方、日本国内に目を向けると、少子高齢化対応、働き方改革を通じた労働参加の促進、イノベーションによる生産性の向上など、潜在成長率を高めていくことが急務となっています。

 こうした変革の時代において、JBICに求められる役割とは何でしょうか。
 JBICは、株式会社国際協力銀行法に基づき、一般の金融機関が行う金融を補完することを旨とし、インフラ・資源開発などカントリーリスクを伴う長期・巨額案件の対応や、中堅・中小企業を含めた日本企業の海外展開支援に加え、国際的な金融不安への対処など、幅広い業務を行っています。
 しかしながら、国際情勢や国内・国外の社会的課題が大きく変動する中で、法律上の使命のみを掲げて業務を遂行するだけでは、産業界・金融界の期待にお応えすることが難しくなりつつあります。
 そこで、JBICの役割を能動的にとらえて活動する必要があると考え、2018年6月に「第3期中期経営計画」を策定しました。JBICの企業理念「国際ビジネスの最前線で、日本そして世界の未来を展きます。」と、向こう3年間の具体的目標である中期経営計画をつなぐ概念として、10年程度先にありたい姿「海図なき世界情勢の中で、日本企業の海外ビジネスを切り開く『羅針盤』でありたい。」を中長期ビジョンとして定めました。つまり、JBICは「海図なき世界情勢における羅針盤」となり、新しい時代を切り開いていく役割を果たしたいと考えています。
 具体的には、JBICがプロジェクトの初期段階から参画し、プロジェクトの先導役を果たし、次代を担う新産業の海外展開、質の高いインフラ海外投資や資源の確保などを出融資を通じて支えていきます。それが日本の経済成長に貢献し、ひいては日本のプレゼンス向上につながると信じています。

 こうした中で、私が常々職員に対して伝えているのは、「必ず現場に脚を運べ」ということです。現場に行って自らの感覚を研ぎ澄まし、今起こっていることを肌感覚で把握することが重要だと思います。そして、それを俯瞰して理解することで、はじめて世界や日本政府に対して提言できるのです。そのため、私が代表取締役総裁に就任した2018年から、海外プロジェクトを担当している出融資担当部門のみならず、企画・管理部門の若手職員にも、順番に私の出張に同行させるなど海外に出る機会を作ったり、入行1年目の全総合職職員を3か月間の期間限定で海外駐在員事務所に派遣するようにしました。
 業務内容においても、より幅広い経験ができるようになってきました。例えば、2016年5月にJBIC法を一部改正し、同年10月には海外インフラ事業における戦略的なリスクテイクを可能とする「特別業務」を開始しました。加えて、エクイティファイナンス部門を新設し、2017年に株式会社経営共創基盤(IGPI)と合弁でファンドへの投資アドバイザリー業務を行うJBIC IG Partners(JBIC IG)を設立するなど出資業務の強化にも注力しています。
 また、若い時代から成長しやすい環境を整えるのと同時に、働き方改革にも取り組んでいます。チームで働く環境づくりを進めるとともに、RPA(Robtic Process Automation)をはじめとするIT技術の活用や業務プロセスの見直しなどにより業務の効率化も促進。それによって空いた時間は、クリエイティブな仕事や自己研鑽に充ててもらうことができます。

 世界の大きな変革に対し、JBICもまた、こうして変わりつつあります。この先駆的な環境で様々な経験を積み、日本や国際経済社会に貢献するダイナミックな仕事に挑戦していけること。それが、JBICで働く最大の魅力ではないでしょうか。今後の「海図なき国際情勢」において、新しい時代を切り開いていける「羅針盤」として、皆さんが活躍する日を楽しみにしています。