株式会社国際協力銀行2019年度
新卒採用情報

About

出向者の声

01
田﨑 千尋
世界銀行
(米国・ワシントンDC)
2011年入行
02
宇都宮 俊夫
株式会社三菱UFJ銀行ニューヨーク支店
(米国・ニューヨーク)
2010年入行
01
田﨑 千尋
2011年入行
世界銀行
(米国・ワシントンDC)

出向先について

日本のスタンスを練り、
世銀グループにおける
様々な意思決定に関わる

 世界銀行日本理事室にて、世銀グループの意思決定に、第2位の出資国である日本として関与する仕事をしています。具体的には、世銀グループの理事会にて組織戦略から個別投融資案件まで様々な意思決定を行う際に日本のスタンスを練るという作業をしています。
 まず理事会にて審議される書類を読み込み、世銀担当者に取材をしながら内容への理解を深め、マルチの開発機関としてのあり方や日本の利害などを考慮しながらその事案への対処方針を考えます。並行して、他国理事室とも議論しつつ、意見の調整に努めます。その上で、上司である日本理事に諮り、日本の最終スタンスを決定します。理事会では基本的に理事が発言しますが、私がメインテーブルに着席して、日本としてのスタンスを自分の口で表明することもあります。現在の業務を通して、一種の外交を体感しているのだと実感します。

プライベートについて

趣味や語学習得に向き合い
公私ともに充実を図る

 同じく日本から赴任している友人と食事や旅行に行ったり、趣味で続けているダンスのレッスンに通ったりしています。また、中南米地域に関連する理事会審議の担当になったことをきっかけに、スペイン語を習い始めました。

外部から見たJBICの印象

高まる民間資金動員の重要性
同時に実感するJBICの先進性

 日本企業の国際競争力の維持・向上のために海外プロジェクトに出融資するJBICの役割は今後ますます重要になると思います。現在、開発の世界では、民間セクター開発や開発への民間資金動員の重要性が高まっています。まさにJBICが行っていることが世界的な潮流になりつつあるのです。
 また、日本理事室を含め世銀の各国理事室は、各国財務省や開発庁出身者が多く、民間ベースのプロジェクト実務を行う機関の出身者はあまり多くありません。そのため、JBIC出身ですと、周囲から「ファイナンスに詳しい人」「プロジェクトの実務を知っている人」という目で見られるので、大変身の引き締まる思いです。

出向を通して

様々な場面でJBICの
意思決定に貢献していきたい

 国際機関の世界で民間ビジネス支援がどう捉えられているか、国際舞台のどの役者が何を考えているか、ということを日々学んでいるのですが、これは将来のJBICのあり方を考える際に必ず役に立つ知見だと思っています。また、理事会事案の対処方針を考えることで、論理的な思考力と広い視野、多様な意向を持つ各国との調整・交渉能力が鍛えられています。ここで得た知見や能力を活かして、JBICという組織の様々な意思決定に貢献できればと思います。

02
宇都宮 俊夫
2010年入行
株式会社三菱UFJ銀行ニューヨーク支店
(米国・ニューヨーク)

現在の業務内容

世界金融の中心地である米国において
多様な企業の経営・財務課題解決に貢献

 私は現在、三菱UFJ銀行の米州金融市場部マーケティングGrにて、デリバティブマーケティング業務を担当しています。デリバティブとは、金利、通貨、株式などの原資産の価格を基準に価値が決まる金融商品の総称で、同取引は将来の相場変動リスクのヘッジなどを目的に実施する金融取引手法の一つです。私が所属する米州金融市場部では、デリバティブのセールスやプライシング・ディーリング業務、商品開発まで幅広い業務を担っています。
 私は金利デリバティブチームの一員として、金利スワップや金利オプション・スワプションといった、金利を対象とするデリバティブをカバーしています。金融正常化に舵を切った米国で事業展開する企業にとって、調達コストの抑制や運用効率の向上は喫緊の経営・財務課題の一つです。こうした企業に対して金利デリバティブを活用して金利リスクのヘッジや運用効率の向上に資する提案・実行を行うのが現在の主な業務です。
 このような業務を十全に行うためには、各国の政治・経済や市場動向、各種規制などを理解した上で、顧客の経営・財務課題やニーズを適時適切に把握・解決することが必要となります。また、各担当者に与えられた責任や裁量も大きく、法律や税務などの各分野の専門家とも協働しながら課題解決を図ることが求められます。
 米国は世界の金融の中心であり、同国で事業展開している企業の課題・ニーズも多種多様です。日々刻々と変わる金融市場に対峙しながら、こうした様々な需要に対して先端的な金融手法を駆使しながら柔軟に対応することが求められる現在の職場は知的興奮に溢れています。多士済々な同僚に囲まれて刺激的な日々を送れることは大変幸運であり、日々自己研鑽に励んでいます。

プライベートについて

ニューヨークだからこそ触れられる
芸術・文化を満喫し見聞を広める

 日本からは中々行けないような場所に旅行するようにしています。ニューヨークは芸術・文化の中心地でもあるため、ミュージカルやオペラ、クラシックなどにも合間を見つけて足を運び、見聞を広めています。

外部から見たJBICの印象

民間金融機関が持つ高度な金融知識と
JBICならではの制度金融の橋渡し役として

 私が所属する米州金融市場部には数理的素養や高度な金融知識を有する方々が多くいらっしゃいますが、JBICを含めた制度金融には決して明るくない場合がほとんどです。一方、M&AやPFなどの大型案件におけるJBICの認知度は高く、逼迫するドルマーケットにおけるJBICの調達力は非常に魅力的と評価いただいています。したがって、こうした市場分野の方々とJBICが協働する余地、ポテンシャルは非常に大きいと思います。本出向を通して、市場業務と制度金融の橋渡しができるよう、多様なアプローチ手法の習得やネットワークの構築を図ることが私の責務と感じています。
 また、提供する金融手法を柔軟に変容しながら顧客のニーズに応えるというアプローチ経験は、今後JBIC職員として案件を大局的に視座する上で非常に貴重な経験になると確信しています。出向先での経験・知見を存分に活かし、真の民業補完に資することができるよう、一層精進していきたいと考えています。