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総合職
伊藤 祐基
業務企画室
2010年入行
社会学部 卒業
2010年 財務部
2012年 鉱物資源部
2014年 ワシントン駐在員事務所
2017年 業務企画室

行内外の多様な関係者と
粘り強く丁寧に接しながら、
JBICの取るべき施策を
決定していく。

INTERVIEW

JBICへの入行理由

給与所得の最大化を追求するのではなく、社会、特に日本の発展に貢献できる仕事がしたいと思い、JBICへの入行を決めました。中でも、日本に必要不可欠な天然資源の確保や、その延長線上で、食糧の安定確保に貢献できる案件にも携わることなどを期待していました。これは、将来、世界的な人口増加や経済発展、さらなる気候変動などに伴い食糧生産のひっ迫や不安定化が発生した際にそのような支援が重要になると考えていたからです。

現在の担当業務について

私の所属する業務企画室は、JBICにおける業務面の統括機能や日本政府とJBICの出融資担当部の橋渡し役を担っています。具体的には、各種金融メニューの方針・運用の策定や各営業部が実施する案件の文書審査、これらの事務に付随する行内外関係者との折衝・調整を主に行っています。その中でも私は、ガスや風力などの電力案件、鉄鉱石や石炭、銅、ニッケルなどを取り扱う鉱物資源案件や、各国政府などが発行するサムライ債(日本市場での円建て外債)の支援案件の担当として、これらの分野に関連する企画立案や各出融資担当部が実施する個別案件の側面支援を行っています。

仕事をする上で難しい点

一番難しい点は、行内外の様々な関係者の意見を調整し、物事を一つにまとめていくことです。JBICの仕事には、日本政府や相手国政府、国内外の企業、民間金融機関といった様々なプレイヤーが関与しており、業務の円滑な推進にはこれら多様な利害関係者との調整が欠かせません。特に、業務企画室は組織横断的な業務方針の策定を担っていることもあり、出融資担当部に比して多くの関係者、ハイレベルの相手と対峙するケースも多いですが、それぞれが置かれた立場や関心事について想像力を働かせること、粘り強く丁寧なコミュニケーションを心掛けること、そして、上司や同僚とコミュニケーションを取ってチームワーク良く取り組むことで一丸となって難題を乗り越えています。また、日々の業務においては、予期しないイレギュラーな業務の発生や行内外からの照会が日常的に発生しますが、そのような中でも慌てず冷静に仕事に取り組むこと、必要となるアウトプットとスケジュール感を整理した上で優先順位を都度組み替えながら柔軟に取り組むことを意識しています。

仕事のやりがい

業務企画室は、直接個別案件を担当することはなく、基本的には本店でのデスクワークや内部ミーティング、日本政府を中心とした外部関係者との折衝業務が主となります。出融資担当部のような明確なゴールがない分、分かりやすい達成感ややりがいを見出しにくい部分はありますが、自分が企画に携わった内規や方針に沿って組織が動いたり、カウンターパートである出融資担当部の案件が無事クローズしたりする瞬間にはやりがいを感じます。また、日々の些細な仕事でも、上司や同僚、行内のカウンターパートから感謝されることでやりがいを感じることは多いです。

将来の目標・夢

短期的には、出融資担当部に異動し、主担当者・課長代理として一つの案件をきちんと仕上げることが目標です。入行2年目に出融資担当部に異動した際にも複数の案件を担当しましたが、ほとんど手習い状態で、課長や課長代理に随分助けてもらった記憶があります。その後、海外駐在員事務所や今の部署での業務を通じ、金融面に留まらず幅広い経験・知識を積ませてもらっているので、それらを活かしつつ、個別案件を具体的かつ積極的に進めていくことを楽しみにしています。また、中長期的には、AIやIoT、自動運転技術や5Gなどの新技術の普及による社会の変化や、中国をはじめとする新興国の政治・経済両面の台頭などにより激動の時代に突入しつつある中、柔軟な発想と実行力で常に日本企業のビジネスをサポートし続けること、そのために必要となる組織の変革をリードできる存在となることが目標です。

SCHEDULE

ある1日のスケジュール

8:30
出社。昨晩から今朝にかけて受信しているメールや各種報道に目を通し、今日1日の仕事の段取りを考える。
9:30
出融資担当者との間で個別案件の対応方針や今後のスケジュールについて打ち合わせ。
10:30
上司と経済産業省を往訪し、インフラ海外展開に向けた政府施策とそれに基づくJBICの取組みについて意見交換。日頃の顧客とのコミュニケーションを通じて得た電力セクターの現状と課題について共有。
11:30
本店に戻って各種メールや電話に対応。終わり次第、上司と社員食堂でランチ。
13:00
イギリスの洋上風力案件の実施を決定する業務決定会議に陪席。無事承認が下り安堵する。
14:00
財務省からアフリカの某国財務大臣来日に伴う対応について照会を受け、同国向け案件の状況について確認の上、回答。
15:30
出融資担当部が作成したメキシコ鉱山案件の承諾稟議を役員に説明。役員の指摘を踏まえ具体的な対応を検討の上、出融資担当部にフィードバック。
16:30
融資に関する社内ルールの見直しを行うための経営会議資料を作成。役員間の議論に必要な情報を選別し、簡潔にまとめるべく試行錯誤する。
17:30
日中処理できなかったメールや各種照会に対応し、翌日の仕事を確認してから退社。早めに退社できたので同僚と職場付近のお気に入りのお店で飲み会を楽しむ。