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CROSS TALK

制度から文化へと進化するJBICの働き方改革

多様な働き方の実現が求められる中、JBICは「働き方改革基本計画(2018~2020年度)を策定し、2020年度末までに全ての職員が、それぞれの価値観に合った働き方を選択可能な組織を作ることを目指している。職員はJBICの働く環境をどう感じているのか。働き方に大きな影響を及ぼすライフイベントの一つである子育てを経験中の3名の職員に、JBICの制度や多様な働き方を受け入れる文化について語ってもらった。

MEMBER PROFILE

松尾 友梨
総合職
2009年入行
人事室(育休中)
大和 靖幸
総合職
2002年入行
電力・新エネルギー第2部
吉野 詩織
業務職
2009年入行
リスク管理部

CHAPTER 01

大和
現在、松尾さんは育休(育児休業)中ですね。産休(出産休暇)、育休制度の利用は今回が初めてですか?
松尾
2度目です。最初は2016年の6月から1年間利用し、職場に復帰して1年半ほど働き2018年の10月から2度目の産休・育休に入りました。産休・育休が制度として確立していると同時に、周囲の方々の理解もあり、とても助かっています。
吉野
私は2014年に産休・育休を利用し、子供が一歳の春に復職しました。職場復帰後は時短(勤務時間の短縮)制度を使っています。この産休・育休、復職して時短やフレックスタイム(時差出勤制度)という一連の制度の利用は、行内ではもはや当たり前のものですね。もちろん、時短を利用している身として、私の不在中の業務をカバーしてくれるチームへの感謝の気持ちはありますが、女性が制度を利用して出産後も働く環境であることは、当事者だけでなく、職場全体が当然のことと受け止める風土が定着していると感じます。

松尾
そうですね。周囲の理解というのも、特別な配慮ではなく、当たり前のこととして認知されているからこそ助かっているという意味合いが強いです。やはり特別なこと、イレギュラーなことと思われるようなら制度を利用しづらいですから。
大和
確かに育児と仕事の両立支援に関する理解はこの10年ほどで随分進んだと思います。私は、小学校3年生の長男を筆頭に3人の子供の子育てに奮闘中です。最初の子供が生まれ、妻が復職してからは私が朝のフレックスタイムを利用して保育園に子供を送り、妻が夕方迎えに行くというスタイルが定着しました。また、子供の発熱時などは夫婦で交代して看護休暇を取ったりしています。7、8年前は男性職員が保育園の送り迎えしたり、看護休暇を取得したりするケースは少なかったので、私自身、遠慮を感じていたのも事実ですが、その分、時間の制限がある中ではしっかり責任をもって仕事に取り組んできたつもりです。その後、ダイバーシティが重視され、本行として多様な働き方を実現しようとする機運が高まる中、私のように男性職員が育児に参加することも特別ではなくなりました。今では私が毎月フレックスタイムで出社することを前提にチームが動いてくれ、自然に受け入れられていると思います。

松尾
特別なことが当たり前のことになるには、やはり企業の後押しが大切ですね。私は入行3年目に人事室主催の女性総合職のモデルケースを考えるイベントに参加したことがあるのですが、制度の利用状況や職場復帰で直面する課題など、自分の働き方を考える良い機会でした。実際に、そのイベントをきっかけに自分の将来や働き方を意識するようになりました。
大和
現在、働き方改革が叫ばれていますが、多様な働き方が認められる社会は自然発生的には生まれません。多様な働き方を支援する制度ももちろん重要ですが、制度を利用する中で生じる問題を解決しながら相互理解を深め、そうした働き方が日常となっていくのだと思います。JBICは育児両立が日常になっている点でかなり進んでいると感じています。
吉野
私たちが気兼ねなく制度を利用し、育児と仕事を両立できるのも、諸先輩方の努力のおかげですね。

CHAPTER 02

松尾
3人とも育児中ということで話が育児と仕事の両立支援に集中しましたが、多様な働き方をサポートしてくれる制度は他にもあります。例えばフレックスタイムは、多くの職員が日常的に利用していますね。
吉野
30分から1時間早めに出勤したり、逆に少し遅めに出勤したり。自身の仕事状況に合わせて利用している職員方が多いようです。すっかり定着して、皆さん上手く使いこなしています。私は子供が熱を出した時などに利用しています。
大和
今後は場所に囚われない働き方への取り組みが進んでいくと思います。JBICでもテレワークやサテライトオフィス導入に向けた準備が進んでいます。

吉野
この間から各部署でトライアルをしていますよね。サテライトオフィスやテレワークが導入されれば通勤にかけていた時間を効果的に利用できますし、子供の側にいる必要がある日でも自宅で上手く仕事を進めることができます。上の世代の方々は介護という切実な問題がありますが、テレワークを上手く運用できれば、解決の糸口になるかもしれません。
大和
介護支援に関しても、テレワークなどが導入されれば働き方は随分多様化するでしょうね。同時に仕事スタイルも変化していくでしょう。
松尾
働き方を自分で選べるようになるのはとても嬉しいことですが、大切なのは、個々のニーズに合った制度が構築・運用されることだと思います。人事室で働き方改革に取り組んでいるチームがあるのですが、産休・育休に入る前は傍で見ていると本腰を据えて取り組んでいることがひしひしと伝わってきました。入行10年目くらいまでの職員にヒアリングを重ね、どんな制度が求められているのか、どうやって運用すべきかを一生懸命模索していたのが印象的でした。

吉野
現在直面しているのが育児なので、個人的にはどうしてもそちらに関心が偏りがちですが、多様な働き方とは育児と仕事の両立だけではありませんよね。介護もそうですし、人それぞれに目指すライフスタイルがあります。それを支えてくれる実用的な制度が充実していけば本当にいいですね。
大和
先にも触れましたが、多様な働き方を実現するには、制度もそうですが、多くの人が制度を利用しつつ相互理解を深め、そうした働き方が日常となり、更には企業文化になっていくというステップが重要です。JBICは「働き方改革基本計画(2018~2020年度)」の下で、様々な制度を積極的に整備しています。今後は多くの職員がこうした制度を利用し、働き方改革がより日常になっていくと思います。
松尾
育児と仕事の両立支援制度やフレックスの利用が当たり前の日常になっているように、テレワークやサテライトオフィスもそうなっていくのでしょうね。
吉野
そうだといいですね。出産・育児に限らず、様々なライフイベントや自分を取り巻く環境の変化によって自身のキャリアプランを諦めることがないように、働き方の選択肢が増えて欲しいと思います。
大和
多様な働き方を定着させるためにも、今後は職員一人ひとりが、自身のキャリアや生き方を考え、必要な制度を活用しつつも、自覚と責任をもって仕事に取り組むことが重要だと思います。