業務職 座談会

業務職が担っている役割や、成長しやすく働きやすい環境とは

OUTLINE

総合職と比べて比較的長い期間、同じ部署で業務知識を蓄積することで、業務運営を支える「高度な事務のプロフェッショナル」として活躍する業務職。出融資担当部門では案件事務などを通して総合職をサポートしている一方、バック部門では行外とのやり取りを含めて業務職がメインで業務を進めるケースも多く、部署や担当業務に応じて様々な活躍をしています。JBICで日々どのような業務を行い、どのように仕事とプライベートを両立しているのかを、業務職の職員たちが語り合いました。

PERSON

業務職
山田 悠紀(2009年入行)
産業ファイナンス部門
産業投資・貿易部 第2ユニット
主任
業務職
羽鳥 紗貴(2016年入行)
財務・システム部門
財務部 財務課
副主任
業務職
長丁 真結子(2019年入行)
財務・システム部門
IT統括・与信事務部 与信事務課・システム開発課
係員

出融資案件の事務をはじめ
様々な業務で活躍している

長丁皆さんは業務職として、日頃どのような業務を行っていますか?

山田私は産業投資・貿易部で、出融資案件の行内決裁時のシステム登録などを行っています。また、通常業務に加えて、部署を越えた有志のワーキンググループで融資の貸出・回収に関する研修を企画したこともあります。研修のコンセプトから構成、資料まで皆で議論しながら作りあげ、また講師として自分の知識や経験をアウトプットするという貴重な経験ができました。

羽鳥財務課に所属して、事業予算の編成について財務省に提出する資料を作成する業務などを行っています。普段はスケジュールに沿って業務を進めることが多いですが、説明資料の作成やデータの取得などの依頼を受けた際に、相手の意向に沿った資料を作成でき、担当者から「とても助かったよ」と言っていただけたときはとても嬉しいです。

長丁私は与信事務課で、主に貸出・回収事務を担当しています。出融資担当部門と経理課の間に入り、出融資案件の送金手続き、金利管理、請求書送付、入金管理などの業務を行います。

羽鳥バック部門では総合職の担当者のサポートというよりも、業務職がメインで動いて総合職に確認してもらう場合も多いです。

長年同じ部署で活躍するから
豊富な業務知識で貢献できる

長丁業務職は比較的長い期間にわたって同じ部署に留まるので、業務知識を深めることができます。新しく異動してきた総合職に質問された際、それまで培ってきた知識や経験からお答えすることがあります。自分の知識が役立ったときには、業務職の私でも案件の一端を担っているのだと思えて嬉しいです。

山田JBICではプロジェクトや国ごとに多様な対応が求められるので、長年同じ部署にいる業務職の専門性や経験を頼ってもらえる機会が多いですよね。前例のないことをやろうとするときには、実務的に対応が可能かという視点で契約書の内容についてアドバイスをしたり、過去の経験を応用して実現する方法がないかを総合職と一緒に考えます。

羽鳥私は出融資担当部門とバック部門を両方経験してきましたが、どちらの部署でも、総合職との間でお互いに状況報告や相談をし合うことが欠かせませんでした。コミュニケーションを密に取ることで、今何が起きていて、何を準備すべきかがよく分かり、齟齬なく効率的に業務を進めることができます。

先輩職員による指導や
日々の業務の中で成長できる

羽鳥入行間もない頃は、先輩方と一緒に仕事をしながら基礎的な知識・スキルを身につけてきました。例えば、まずゴールを明確にして、そこに至るまでにどのような準備が必要かを考え、前もって準備を進めて迅速に対応することも、その頃に学びました。入行前から特別なスキルや資格を持っていなくても、入行してから学ぼうとする意欲が一番大切だと思います。

長丁それぞれの分野に精通したスター業務職のような方もいて、そういう先輩方の仕事ぶりに触れることはとても勉強になります。

山田最初に配属された与信事務課で、各分野に精通した経験豊富な先輩方から指導していただいたことは、今でも助けになっています。現部署に異動してからは私が後輩たちを指導する立場になりましたが、人に教えることで業務への理解が深まったり、業務改善のアイデアが得られたりと、自分の成長にもつながっているのを感じます。

羽鳥日々の業務の中でも、部署やユニットを越えて協力することで視野が広がってきました。各部署の関わり方や各作業の全体像などを広い視点で捉えようとする姿勢、周りの人々や環境から学ぼうとする姿勢が、成長につながったのだと思います。

長丁主体的に動くことも大切ですよね。私自身、入行前は大勢の前で発言することが苦手でしたが、週2回開かれる会議や業務効率化を図るための検討会などで積極的に発言するうちに、自分の意見をうまく発信できるようになりました。

山田JBICには、自分自身の知識・経験を伸ばすチャンスはたくさんあります。加えて、それらを周りの人たちとシェアする姿勢が大切だと思います。一人でできること、体験できることには限界があるので、オープンに助け合う関係を築くことでチームとしての業務の質も高めていくことができます。

充実した休暇制度を活かして
プライベートも充実

長丁JBICは利益を追い求める組織ではないためか、穏やかな人が多いですよね。組織の規模が大きくないので行内での交流もしやすくて、関係部署と連携するときもお互いの名前が分かっていると仕事がしやすいです。

羽鳥同期も仲が良く、他部署の方にも連絡しやすい。アットホームな雰囲気で働きやすいです。

山田休暇制度も充実していますね。私は土日とつなげて有給休暇を取って旅行に出かけたり、1時間単位で取得できる時間単位休暇を利用して習い事の時間にあてています。

羽鳥育児と両立した働き方をされている方が、男女問わず多いですよね。育児休業や育介フレックスなどの制度がしっかり整っていて、ワーク・ライフ・バランスを維持して働ける環境があります。

山田制度が充実しているだけでなく、それぞれにライフスタイルに応じて柔軟な働き方をすることに対して、寛容な雰囲気があるのもJBICの魅力ですね。

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