JBICの新しい働き方 座談会

ハイブリッドワークや業務効率化、仕事とプライベートの両立の実態とは

OUTLINE

JBICでは第2期働き方改革基本計画(2021~2023年度)の下、「オフィス・テレワーク環境整備」や「情報基盤整備・業務効率化」、「育児・介護と仕事の両立支援」などが進められてきました。様々な環境整備が整う中、コロナ禍をきっかけにテレワークが急速に普及し、現在はハイブリッドワークが継続的に推進されています。オフィスワークとテレワークの使い分けや職員間のコミュニケーション促進、業務効率化、仕事とプライベートの両立などについて、職員たちが語り合いました。

PERSON

総合職
吉田 晋也(2006年入行)
インフラ・環境ファイナンス部門
電力・新エネルギー第2部 第3ユニット
ユニット長
総合職
新井 友紀子(2018年入行)
インフラ・環境ファイナンス部門
電力・新エネルギー第2部 第3ユニット
調査役
総合職
佐藤 礼人(2023年入行)
インフラ・環境ファイナンス部門
電力・新エネルギー第2部 第3ユニット
係員
総合職
星野 裕衣(2023年入行)
インフラ・環境ファイナンス部門
電力・新エネルギー第2部 第3ユニット
係員

ハイブリッドワークを推進しつつ
コミュニケーションを促す工夫も

吉田JBICでは、オフィスワークとテレワークを組み合わせた「ハイブリッドワーク」を継続的に推進しています。皆さんはどのように使い分けていますか?

新井私はオフィスワークとテレワークが半々程度。出融資担当部門なので、顧客の来訪時などに出社します。

星野入行1年目の職員は、原則オフィスワークです。対面のほうが質問・相談しやすいので、毎日出社することで安心して業務を行えます。テレワークをしている先輩とも、オンライン会議でスムーズに連携できています。

佐藤文書や資料の作成など、一人で黙々と作業をする日はテレワークにしています。

吉田通勤時間を減らせることもテレワークの魅力。海外とのオンライン会議は、時差の関係で日中に実施できないことも。以前は早朝の電車で出社して7時から会議をするような日も多かったですが、テレワークをすれば自宅で朝食を食べてすぐに会議を始められます。

佐藤時間に余裕ができ、業務関連の勉強や読書、運動、休息など自分のための時間を作れる機会が増えました。

新井移動時間を気にせず、保育園に子供を迎えに行く直前まで仕事ができるのも有り難いです。

吉田一方、必要な時に個別にコミュニケーションを取る重要性もコロナ禍で見えてきました。そこで、私と新井さんが毎日30分間、オンライン会議につないだままの状態でいる「オープンドアタイム」を導入。相談や報告がある人はそこに適宜入ってもらうようにしています。

星野相談するための時間が確保されているのは有り難いです。新人にとっては、相談する際の心理的なハードルが低くなります。

吉田全員が出社している日には、週次の定例会議も実施。全員に発言機会を設けて、特定の業務分野における生産性改善などを話し合っています。

新井皆さんのアイデアで、最近はコーヒーブレイクの時間も設けるようになりましたね。業務が落ち着いている人たちが誘い合って、行内のカフェテリアへ。少しだけ仕事から離れ、気軽にお喋りをしています。

佐藤先日はパーソナルカラー診断の話で盛り上がりました。業務中には気付きにくい、皆さんの人となりが見えてきます。

吉田ときには雑談も大切。「トルコの事例は他でも活かせそう」、「中南米の顧客からこんな要望があった」といった会話が自然とユニット内で飛び交い、メンバーが自主的に問題解決を図っていくための基盤になります。

環境整備と個々のアイデアで
業務効率化が進んでいる

吉田第2期働き方改革基本計画の一つの柱として、JBICでは「オフィス・テレワーク環境整備」が推進されました。その恩恵を、先日行ったメキシコ出張で実感しました。一人1台ずつ整備された公用スマートフォンのおかげで、通話もメール確認も、オンライン会議での資料投影もシームレス。どこにいても出社時と同じように仕事ができます。

佐藤同計画では「情報基盤整備と業務効率化」も掲げられ、ペーパーレス化や事務手続きの電子化による業務効率化が進みました。それに伴い、より本質的な業務や情報収集、自己研鑽などに避ける時間が増えたと思います。

星野入行前のイメージでは、JBICでは上長にハンコを押していただく機会が多いと思っていました。でも、実際は日頃の業務における回覧物に皆さんが押印しているのを見たことがありません。

新井回覧物も全て電子化されましたね。以前はハードの回覧物が多かったため、出社必須でしたし、今誰のデスクに回覧されているのか探すこともありましたが、今では明快になりました。

吉田大切なのは、こうしたハード面・ソフト面のインフラ整備を、どのように生産性向上につなげるか。私も「このタスクをExcelで自動化しよう」など言い出しっぺになろうと努めていますが、それを上回る意見が次々とメンバーから挙がってきます。こうした新たな取組みに抵抗感を持つメンバーはおらず、クリエイティブにより良いやり方を追求する姿勢が歓迎される雰囲気です。

休暇制度や時差出勤制度を活用し
プライベートを充実させられる

星野JBICには様々な休暇制度がありますね。

佐藤僕は有給休暇を週末につなげて3連休にして、実家に帰省することが多いです。また、プライベートの予定があるけれど少し対応したい業務もある、という場合には、午前休・午後休や時間単位での休暇制度も便利です。

星野自分の抱えているタスクや周囲の状況を考慮すれば、希望したときに休暇制度を活用できます。

吉田基本的に各案件の進捗管理はメンバーに任せているので、皆さん、自分自身で仕事の段取りを付けながら積極的に休暇を取得していますね。

新井仕事と育児の両立もしやすい環境です。特に便利なのが、勤務時間の短縮(時短)。15分単位で最大2時間まで勤務時間を短縮できるので、私は朝30分遅く出勤することで家族が家を出る時間に合わせています。また、日によって短縮する時間やタイミングを調整できるので、子供の検診や急な発熱時などにも時短を活用でき、とても使い勝手が良いです。

吉田国際的な舞台で仕事を進める上でも、プライベートを充実させることは大切です。経済・金融・法律などの知識が求められるのはもちろん、多様なステークホルダーと信頼関係を築く上では、人格・教養・哲学や、職場以外での経験から得た知恵・感性も問われるからです。

佐藤私はキャリア採用で入行しましたが、前職になかった時差出勤制度が普及していて驚かされました。朝型・夜型という生活スタイルやプライベートの予定などに合わせて、業務時間を柔軟に調整できます。

吉田個々人が最大限に力を発揮する上で、働き方は重要です。業務を通してハードスキルを、プライベートでソフトスキルを充実させることで生産性が向上します。実際に世界中の関係者に高い価値を提供し、喜んでいただけているのも、柔軟な働き方ができるからこそですね。

チームメンバー(業務職)に聞きました

一人1台ずつ在宅用パソコンと公用スマートフォンが配布され、テレワーク時でも行内システムにアクセスできる環境が整備されました。また、電子署名システムも一部導入されるなど様々な業務が電子化され、自宅で対応できる事務が格段に増えました。そのおかげで、午前中は自宅、午後は出社など、仕事内容に応じて柔軟に勤務場所を切り替えられます。私は中部地方にある実家に帰省し、そこでテレワークをしたこともあります。

また、休暇制度も充実しており、仕事とプライベートを両立しやすいです。例えば、時差出勤制度を活用すれば、定時より2時間早く終業して、金曜の夕方から旅行に出かけることもできます。5日間の夏期休暇に土日・有給休暇を合わせ、10日程度の連休にして海外旅行に行く方も多いです。1時間単位で休暇を取得できるのも便利。お昼休みに1時間分の休暇を合わせれば、病院や銀行にも行けるので助かっています。

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