VISION

海図なき世界情勢における「羅針盤」として

JBICは2018年6月に第3期中期経営計画を策定し、10年程度先にありたい姿として中長期ビジョン「海図なき世界情勢の中で、日本企業の海外ビジネスを切り開く『羅針盤』でありたい。」を定めました。職員一人ひとりが、これから「羅針盤」として活躍・成長していくことが期待されています。

第3期中期経営計画
(2018〜2020年度)について

少子高齢化や労働人口減少といった国内の構造的な課題に加え、第4次産業革命の勃興、地政学的リスクの高まり、地球環境問題に対する取組みなど、日本を取り巻く内外の環境は従来にも増して目まぐるしく変化しており、その不確実性は高まっています。こうした中、産業界においては、既存産業の垣根を越えた生産性向上のための取組み、先端技術・イノベーションの追求などが喫緊の課題となっている他、増大する事業リスクへの対処を適切に図りつつも、海外市場の成長を積極的に取り込んでいくための動きも継続・深化しています。本中期経営計画は、このような国内外の情勢を的確に捉え、産業界の新たな取組みや変化に呼応した支援に取り組むというJBICの意志を表したものです。

中長期ビジョン(ありたい姿)の設定

第3期中期経営計画では、JBICを取り巻く環境やそれらに対する認識を踏まえ、JBICの企業理念(「国際ビジネスの最前線で、日本そして世界の未来を展きます。」)と向こう3年間の具体的目標である中期経営計画とをつなぐ概念として、10年程度先にありたい姿を「中長期ビジョン」として定めました。

中長期ビジョン

海図なき世界情勢の中で、
日本企業の海外ビジネスを切り開く「羅針盤」でありたい。

現状認識

不確実性の増大:国際関係の複雑化、反グローバル化・保護主義の台頭→リスクの増大→課題の多様化

環境推移

  • 1. 人口増と世界的経済成長に伴う
    • ①エネルギー・水・食料・医療の需要増加→供給増大・サプライチェーン構築・改善
    • ②世界的なインフラ需要増加→資金ギャップを埋めるための資金動員
    • ③地球規模課題としての温室効果ガス削減の必要性→国際公約達成に向けた継続的努力
  • 2. 日本固有の課題としての、少子高齢化、労働人口減少→国内産業の生産性向上、海外の成長の取り込み
  • 3. いわゆる第四次産業革命の勃興→既存産業の垣根を越えた取組、先端技術・イノベーションの追求

基本方針及び重点取組課題

3つの基本方針(課題の取組方法)の下、取り組むべき分野として8つの重点取組課題(業務5、組織3)を定めました。

基本方針(課題の取組方法)

  • 1. 強み・特性に裏打ちされたリスク・テイク機能の拡充・強化
  • 2. 社会情勢・顧客ニーズの変化に応じた自己変革・柔靭性の追求、民業補完の徹底
  • 3. 組織力の結集

重点取組課題

[業務]

①成長分野・新領域 
②インフラ海外展開 
③環境保全 
④M&A 
⑤政策金融の着実な遂行と業務の見直し

[組織]

①業務機能の高度化 
②経営態勢の高度化 
③組織基盤の強靭化