日本と世界の未来のために
常に自分をアップデートさせつつ
粘り強くチャレンジしよう
執行役員 経営企画部 人事室長 土橋 秀行 TSUCHIHASHI Hideyuki
日本を含む国際社会が抱えている課題は複雑化してきています。私が社会人になった頃は、経済成長が社会課題の中心でしたが、近年では気候変動問題やそれに対処するために必要な技術革新、複雑に絡み合う地政学、サプライチェーンの分断、人権問題など様々な課題に直面しています。こうした諸課題に対処していくためには、職員一人ひとりが、世界の最前線で起きている問題に対して意識を向けて解決策を考え、自分自身や組織をアップデートさせながら、粘り強くチャレンジすることが欠かせません。世界の課題解決を先導し、未来を共創していくこれからのJBICにとって、その活力の源泉となるのは「人」です。本採用活動を通して、以下のようなマインドセットを有する新しい仲間と出会えることを願っています。
「日本の力を、世界のために。」をコーポレートスローガンに掲げるJBICは、政策金融機関として「日本および国際経済社会の健全な発展に貢献」することをミッションとして業務を行っています。入行後にどの部署に所属し、どのような案件・業務に携わろうとも、このミッションが変わることはありません。本サイトでも採用メッセージとして「日本と世界の未来、それが使命だ。」を掲げているように、日本と世界のより良い未来のために社会課題の解決に取り組みたい、日本のプレゼンス向上に貢献したいという熱意や使命感こそが、JBIC職員にとって何より大切な資質といえるでしょう。
JBICでは前例のない新しい取組みに携わる機会が多く、必ずしも正解のない問題に立ち向かっていくことが求められます。多様なステークホルダーから寄せられる意見を思うように調整できないなど、ときには挫けそうになることもありますが、私たちが諦めてしまっては日本と世界がより良い未来へと進むことができません。そのため、JBIC職員には、変化・失敗を恐れずにチャレンジする精神や、試行錯誤をしながら目標達成に近づこうとする粘り強さとレジリエンス(柳のような強さ)が必要です。ゴールにたどり着けるか必ずしも分からない状況でも、自分が信じたアプローチを粘り強く突き進むからこそ、実現・達成したときに得られるやりがいや達成感が特別なものになるのだと思います。
日本を取り巻く国際経済社会の変化が加速し、複雑化している状況において、その変化に日本及びJBICが適切に対応していくためには、職員一人ひとりが学び続ける姿勢を持ち、常に新しい知見や感性を取り込んでいくことが重要です。JBICでは知識を体系的にインプットできる研修(OFFJT)も充実させていますが、人材育成には日頃の業務を通じた経験(OJT)の効果が最も大きいと言われています。上司や先輩からのフィードバックを素直に受け入れ、自分の糧にしていく柔軟さや成長意欲こそが、皆さんの成長を促してくれるはずです。JBICが独自のネットワークを活かして収集している各国の政治・経済動向などから最新の知見を得たり、顧客や同僚、ニュースなどから学んだり。自分自身を積極的にアップデートさせていける方に、ぜひJBICに入行し、日本と世界のために一緒に試行錯誤していただきたいと考えています。